その代表例が、気管内吸引用のチューブの保管方法ではないかと感じています。 私は、6年半前まで病院で勤務していた時には、気管内吸引チューブはミルトン(次亜塩素酸ナトリウム)という消毒液を入れた容器に漬けて保管するように指導していました。 カテーテル内に浸漬用消毒薬が残らないように滅菌精製水を吸引します。以下、使い捨てカテーテルの手順7、8に従い吸引します。 ※洗浄用の滅菌精製水、浸漬用消毒薬、吸引カテーテルは、使用頻度などを考慮して定期的に交換します*3。 5、利き手で吸引カテーテルの中央を持ち、もう片方の手でカテーテ ルの根元を持ちます。 *再利用の吸引カテーテルは、アルコール綿でカテー テルの中央から先端に向かってぬぐって、清潔に消毒 してから使用します。 先端から手で持っている所ま 酢酸(アセサイド )、次亜塩素酸ナトリウム(ミルトン 、 「花王」メディカルハイター 液6W/V%など)およびアル コール(消毒用エタノール、70%イソプロパノール)を用いる。 ミルトン 「花王」メディカル ハイター 液6W/V% 6. 中水準消毒薬がミルトン等の 次亜塩素酸ナトリウムや消毒 用エタノール等になります。 低水準消毒薬は塩化ベンザルコ ニウム液(オスバンなど)になります。 清拭用(医療機器表面)の消毒薬 . 吸引カテーテルの保管方法は、一般的にはふたつ。 ひとつが 「消毒液に漬けておく」 方法 もうひとつが 当院で推奨している 「乾燥させて保存する」 方法 です。 順に解説します。 カテーテルを消毒液に浸けて保存する方法では、清潔な保存容器・消毒液・吸引用の水・アルコール綿を準備します。 消毒液はオスバン・ヒビテン・ミルトン等がありますが、患者さんやご家族が使いやすいものを選びます。 2.吸引用ィゾヴゾャの種類は キ゜ゲは Fr 3.消毒用エタノール(気管吸引後のカテーテル内の消毒・乾燥) 4.蒸留水又は煮沸水(気管用) 5.その他 入手方法: 地域のかかりつけ医 大垣市民病院 外来窓 消毒基準となる次亜塩素酸ナトリウム濃度と、ミルトン希釈液の調製とを対比させた表です。 介護用器具などの消毒の際にご活用下さい。 感染対策の基本と器具・器材消毒のポイント
ミルトンを効果的にご使用いただくために 次亜塩素酸ナトリウムの適正使用 消毒の前に器具類を十分に洗浄する; 規定の希釈濃度を守る; 規定の浸漬時間を守る; 器具類を消毒液に完全に浸漬させる; 遮光性の高い蓋付き容器を使用する 吸引チューブは、消毒薬に浸漬保存し、再使用されていることが多いのが現状です。しかし、そ の消毒薬の種類・濃度によっては吸引チューブや消毒薬自身がセパシア菌( ) 等により高濃度に汚染されることがあり、また汚染された消毒薬を使用して緑膿菌感染症が発生 したとの報告もあり� 吸引瓶などの消毒はどのように行えばよいですか?・吸引瓶次亜塩素酸ナトリウム(商品名:ミルトン、ピューラックスなど)を使って漬け置き消毒してください。ホース類を除くほぼ全ての部品の消毒が行えます。消毒前には食器用の中性洗剤を使って水洗いし、汚れを落としてください。 カテーテルを消毒液に浸けて保存する方法では、清潔な保存容器・消毒液・吸引用の水・アルコール綿を準備します。消毒液はオスバン・ヒビテン・ミルトン等がありますが、患者さんやご家族が使いやすいものを選びます。お勧めは、扱いやすく安価で購入しやすい 手指消毒手順 規定量の手指消毒剤を手に取った後、まず始めによく使う指先から消毒をします。図2のように両手全体 にまんべんなく、乾燥するまで擦り込んでください。 【図2】